埼玉がっちり大家ブログ

不動産業界にいた管理人が専業大家を目指し、約1年で目標達成に至るまでの軌跡とその後を綴るブログです。

自己紹介

命の洗濯・中編

その2-2

釧路駅前のビジネスホテルをチェックアウトし、近くのレンタカー店に向かう。実は札幌でもレンタカーを借りていたが、料金は釧路のほうが倍近く高かった。札幌では、ホンダ・フィットを72時間借りて7,800円。釧路は、トヨタ・タンクを78時間借りて14,500円。どちらも、新車登録3年以内でとても快適だったが、コロナ下の大都市圏では供給過剰なのかもしれない。

ちなみに、レンタカーは楽天・じゃらん・たびらいで借りることが多い。セールやクーポンの時に、空港レンタカーを抑えておくと捗る。

札幌では、有名ラーメン店の本店巡りや北広島の三井アウトレット、そして支笏湖畔の秘湯とよばれる丸駒温泉旅館を訪れた。丸駒温泉旅館までのドライブは夏山を堪能でき、また温泉から一望できる支笏湖は素晴らしい景色だった。

やや高温の男湯露天風呂(引用:楽天トラベル)
湖水を引いている天然露店風呂はぬるめ(引用:楽天トラベル)

閑話休題。昼前に出発し、Twitter上の知り合い(マルスさん@marth07pharma)に勧められた店に寄る。前日に、ノロッコ号で通過した釧網本線・遠矢駅近くにある「南蛮酊」である。ここの名物は、ザンタレといい、唐揚げに甘辛いタレがかかった料理だ。事前情報を入れずに一人前・972円を頼んだところ、こぶしほどの大きさのザンタレが山盛りとなってきた。10個以上あるだろうか(;’∀’) コロナ下のためテイクアウトのみだったが、遠矢駅前に車を停め、早めのランチに頂いた。当然1回で食べきれず、翌日以降に3食に分けて食べることとなる。満喫させてもらった笑

その2-3

南蛮酊を後にし、摩周湖に向かう。裏摩周展望台だ。釧路から約100kmあるが、北海道の一般国道は信号が少ないため、非常にスムーズ。

裏摩周を経由したのは、神の子池に寄りたかったから。ここ数年で、一番感動したかもしれない。周囲200mほどの池だが、遊歩道が整備されていて、いろんな角度から表情を楽しめる。

深く澄んだ青色(出典:きよさと観光協会HP)

寄り道込みで、16時過ぎには斜里に到着した。ここでは、3泊ほどテントを借りてキャンプした。1泊1,100円&温泉1回200円。キャンプなんて中学生以来だが、最近は料理が楽しいくらいなので、食事には全く困らなかった。初日は、ザンタレ&近くのスーパーで調達してきた生ラムをグリル。なお、このためにBBQコンロと寝袋などを釧路で購入した。

バイクで知床・網走などをツーリングしたり、渓流釣りをしたりしている人が多かったが、車で来ている人もいた。私は、バイクは乗らないけれど、真夏を北海道で過ごすのは、今回の旅を通じて、すごくいいと思った。

ホロ付き馬車のようなテント。照明&家庭用電源あり。(出典:クリオネキャンプ場HP)
炊事場には、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、プロパンガス台、調理器具、調味料、ごみ箱があった。

その3

キャンプ場をベースとし、知床半島等周辺を観光するプランである。

初日の行程・約150km

オホーツク海沿いに知床半島を北上し、最初に着いたのはオシンコシンの滝である。冬は、また違う顔を魅せるらしい。

国道334号線からすぐのところにあり観光しやすい(出典:斜里町観光協会HP)

次に向かったのは、知床五湖だ。途中、知床世界遺産センターに寄って休憩。今回は、レンタカーで知床五湖まで行ったが、公共交通機関となるとかなり面倒と思われる。

高架木道からの雄大な景色(出典:知床五湖フィールドハウス)

7月末までヒグマ活動期ということで、ガイドツアーのみとなっており、大人一人5,000円程度と、結構いい値段がする。今回は高架木道を往復し、一湖のみを観光した。8月以降であれば、ガイドなしで入場料250円のみで散策できるということで、また来年以降に来たいと思った。

知床五湖(一湖)を後にし、さらに奥にあるカムイワッカ湯の滝を目指す。砂利道で、道幅も狭い道路が10㎞ほど続く。知床五湖から片道30分程度の秘境だが、それほど感動もなく、せっかく来たのにやや残念だった。湯の滝の名の通り、足元を流れる川(滝)が暖かいのは不思議な感覚だが、10年以上前の落石事故の影響で今でも、一の滝付近までの数十メートルしか登ることができない。次はないかなぁ。

カムイワッカ湯の滝から霧に閉ざされた知床峠を通過して、熊の湯に至る。道東では有名な無料の露天風呂である。小雨がぱらつき、露天風呂日和ではなかったが、温まることができた。当初の予定では、羅臼市街で夕食を調達して、知床峠で星空を迎えるつもりだったが、霧が晴れないまま峠をおりて深夜に斜里のキャンプ場に戻る自信がなかったため、泣く泣く知床を後にした。代わりに、夕焼けのウトロ湾岸をドライブすることができた。夕食は、ザンタレの残りと筋子のバラコ。

その3-2

二・三日目は、斜里周辺と網走方面をドライブ。まずは、「天に続く道」。

全長18kmも、ほぼ直線な道(出典:たびらい)

この写真のように特に夕方だと美しい。一見の価値あり。それから、網走方面・濤沸湖にも足を延ばし、原生花園駅周辺を散歩した。夕食は、初日の残りの生ラムや追加で買ったベーコンをグリルし、と道の駅で売っていた「越冬雪室ジャガイモ(きたあかり)」を茹でて、じゃがバターしょうゆにした。じゃがバター最高!

最終日は朝早くに出発し、まずは藻琴山に登るものの、ここも霧に閉ざされていた。次いで、硫黄山と屈斜路湖に立ち寄る。屈斜路湖畔の砂湯エリアも程よく温かいので、キャンプには好適と感じた。

それから、途中弟子屈町にある「弟子屈ラーメン・弟子屈総本店」でランチ。札幌含め、これで4点目の本店巡りか? 鮭トバ塩ラーメンと白湯塩ラーメンと迷ったが、白湯塩ラーメンを選択。こちらのお店は、新千歳空港や福岡空港!などにも出店しているそうなので、また行ってみよう。

白湯塩ラーメン

午後3時ごろに釧路に戻り、レンタカーを返却。一風呂入ってから、マルスさんとオフ会をした。わざわざ、釧路のホテルまで奥様が送ってきてくれたらしい。妻の話tweetをよくされているので、気になる方はぜひフォローを笑 コロナ下ではあるものの、ネットで知り合った人と食事をともにするのは、とても楽しいものだ。

また、道東に来る楽しみが増えた。

翌朝、ゆっくりとチェックアウトし、釧路空港に着いた私は、空路関西空港に向かったのだった。札幌・釧路・知床に2週間ほど滞在したが、夏の北海道は控えめに言って最高だった。来年もぜひ来たいものである。

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